犯罪って、、、ワースト

2011年05月31日
人口10万人あたり犯罪
件数 ワースト1位は○○!最少・秋田の5倍!
人口10万人あたり犯罪
件数 最多の大阪は最少・秋田の5倍

 いくら交通網や通信網が発展した現代で
あっても、故郷の風土は、そこに生まれ
育った人々の生き様や志向に
少なからず影響を与えている。

犯罪社会学の第一人者である
小宮信夫立正大学教授が、「犯罪と
県民性」について分析する。

 犯罪率は都市部で高く、地方では低い。
警察庁の統計によれば、人口10万人当たりの
犯罪件数(刑法犯認知件数)が最も少ないのは
秋田の104.2件で、岩手(129.7件)、山形
(145.0件)と続く。逆に最も高いのは
大阪の542.2件。

愛知(503.4件)、京都(478.1件)が
ワースト3だ。

「都市部で犯罪率が高いのは日本に
限らず、世界的な特徴です。

ただしこれは“都会に生まれると
悪人になり、田舎者は善人になる”という意味
ではなく、犯罪の標的の多い都会は犯罪機会を
多く提供してしまうということです」
(以下、発言は小宮教授)

 犯罪を分析するうえで、「地域性」は
非常に重要なファクターだ。
小宮教授によると、犯罪学は
「犯罪原因論」と「犯罪機会論」
に大別されるという。

 「前者は犯罪者の異常性や
家庭環境など、個人の性格や境遇から
犯罪の原因を探っていくもの。

それに対し、後者は犯罪が起きやすい
状況や場所の条件を探究するものです。

どの地域にどのような犯罪が多い
かは、犯罪機会論からの分析となります」 
同じ大都市圏であるにもかかわらず、大阪や
愛知、京都が東京(10万人当たり437.5件)より
犯罪発生率が高い理由は、「街の作り」が
関係しているという。

「犯罪者が好きな場所は、『誰もが
入りやすく、誰からも見えにくい場所』です。

大阪や京都は街路が碁盤の目状である
ため、どこからでも標的に
近づきやすく、犯行後も逃げやすいのです。
 また、大阪は東京に比べて、ガードレールが
設置されていない道が多い。
歩行者に車両が近づきやすく、ひったくり犯が
活動しやすい。京都は歴史的なイメージを大切
にするため、他の都市と比べると薄暗い。愛知は
自動車生産が盛んで盗難車の不正輸出にも
地の利があるために、自動車関連の犯罪が多い」


数字で見る大阪府の現実

ひったくり       ワースト1位
車上荒らし       ワースト1位
殺人・強盗など凶悪犯罪 ワースト1位
生活保護の受給世帯   ワースト1位
ホームレスの数     ワースト1位
ガン死亡数       ワースト1位
事業所減少数      ワースト1位
完全実業率       ワースト2
倒産件数        ワースト2
中学校給食実施率    ワースト1位
国学力テスト     ワースト2
児童虐待死       ワースト1位

各警察の事件認知率(都道府県別)              認知率
東京都: 299406件 (年間の110番受理件数:約137万件) 21.9%
大阪府: 285307件 (年間の110番受理件数: 約76万件) 37.5%

2003年 東京都:85995 大阪府:42137 神奈川県:40019 愛知県:46468

東京って他県の「引ったくり」を何故か
「引ったくり」と「かっぱらい」に分類していて
実際には総件数も人口10万人当たりの
割合もダントツトップだった気が…。